たけお×めも

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たけお蔵人/たけおX(Twitter:@takeox)が色々なことをメモのように書き記すところ。

「田切」に行ってきたお話

年末帰省の帰りのこと。
普段なら、東京から京都までを新幹線もしくは高速バスでぱーっと移動しちゃうのだけど。

今回、ちょっとゆっくり時間を取っての帰省だったので、少しゆっくり、あちこちを見て回ろうかな、と思い立ちました。

FF14絡みとしては、大阪のエオカフェに行ってみたのと、名古屋にいるフレンドたちとのお茶会。

大阪エオカフェの記事はこちらで → 降神祭コラボと星芒祭コラボが入り交じる大阪エオカフェに行ってきた

そして、どうしても行ってみたくなった「田切」に、1月3日に1日かけて行ってきました。






なんで田切なの?

それは、私が愛してやまない、ゆうきまさみ先生の作品「究極超人あ~る」に出てくる場所だからです。今で言うところの聖地巡礼がしたかった…。




というわけで出発!


前日を大阪エオカフェで済ませたため、朝ごはんを近くのパン屋さんですませて、


まずは近鉄特急で名古屋に出発!
(このちいさいメガネはメガネ型のリングで、オトモのようなものです)

2時間ほどで名古屋に到着。
ここから田切方面に向かうのですが、いつも移動の際に使っているNAVITIMEさんによるルートで案内された、JRを使うルートだと、ワイドビューしなの塩尻までいって、そこから中央線→飯田線というルートで行けばいいと言ってきました。

特急使うのかぁ…とも思ったのですが、名古屋に到着したのは朝の10時過ぎ。
できれば明るいうちに目的地に行きたかったので、このルートで行くことを選択したのでした。

特急料金分は別に払うにしても…。



JRだけで行くんだったらこの期間限定フリーパスがあるからきっと大丈夫!
などと考えながら、JR線の改札をくぐったのでした。

まずは塩尻へGO!



あとにして思えば、「ちょっとは外の風景撮れよ!」と思ったのですが、記録には残ってませんでした。
目にはたっぷり、焼き付けてきたんですけどね。

長時間の長旅ですが、ワゴン販売などはなく、弁当などもない2時間ほどの旅。
塩尻で降りたらなにか食べよう、と思っていたけれど耐えきれず…。



鞄から非常用のおやつを出してしのいだのでした。ぼんち揚おいしいー!


塩尻で栄養補給、そして…

ワイドビューしなの塩尻に到着し、電車を降りた私は、とにかく「なんかごはん!食べられるものを!!」と思いながら駅構内をさまよってました。すると、エレベーターの横に「信州そば」の看板が…。
おお、そば!と思ったのだけど、その横にはとてもちいさな手動ドア。

えっ…。 と一瞬驚いて。
中に入ると2人しか入れないカウンターと小さな券売機。
店内に説明が出ていてわかったのですが、その店は、日本一狭い(かも?)と言われている立ち食いそば屋だったそうで。

運良く人がいなかったことから、その小さなカウンターで蕎麦を食すことにいたしました。



ほんとおいしかった…。
おそば食べて汁まで全部頂いたのは久しぶりでした。

ちなみに、とても狭いのは駅の構内側で、改札の外でも食べることが出来るみたいでした。実際、厨房を挟んだ向こう側でそばを食べている人が見えてましたし。

気になる方は「塩尻駅 そば」で検索してみてね。

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乗り換え待ち時間が少し空いたので、駅のホームから外の風景をぼーっと眺めながら、電車が来るのを待ちました。



木の椅子いいなぁ、とかそんなくらいの感想しか出ないのですが…。
念のため飲み物やおやつを補充して、つぎの中央線→(直通)→飯田線の列車へ!



だから風景(ry

ここまできて気づいたんですが、私が辿ったルートは「あ~る」のOVAで辿った「豊橋から伊那市に北上する」ルートではなく、伊那市の更に北の「辰野から南下する」ルートだったようです。
・・・なんで最初に気づかなかったのか・・・?!

※ついでに言うと、フリーパスの乗車エリアも超えてしまったので、車掌さんにお話して不足分の運賃を都度精算したりしてました…。

とはいえ、第一目的は「田切」に到着することだったし、もう出発しちゃってんだからしょうがないよねー、と、外を眺めたり本を読んだりしていました。

途中、伊那市駅に到着し、記憶の風景と合致するかどうかの戦いを行いながら…。

お昼を少し過ぎたころに…ようやく。

田切に到着!



到着しました、田切駅

この記事の最初に載せた写真の通り、ほんとに小さな駅です。
もっかい載せますが…。



ちっさいです!
で、左側にある小さな待合所には、勇姿の方が置いて管理してくださっている「田切ノート」なるものがあります。ここに思い出を記録していくんですね…。私も少しだけ書かせていただきました。



ペンケースまでちゃんと置いてある優しさ…。中にはお守りも入っていました。誰かが入れていったのかな…?

周りの風景も少し撮ってみました。









ほんとになにもない…。
でも、晴天だったおかげですごく遠くまではっきり見ることが出来ました。

(1枚、「逆光は勝利!」みたいな写真に変な点が混ざってるのは、iPhoneカメラの…いやたぶん私のせいですゴメンナサイ)

こういうところに撮影旅行に行ったんだなぁ…。
みんなでワイワイいったら楽しそうだなぁ…。
なんてことを考えながら周囲をフラッと歩き。



近くにお寺(?)があったのでお参りして。

次の電車を待って、豊橋方面に向かっていったのでした。
知恵と力、授けてくださいませね…。

旅を終えて



今回の度は、本当に、自己満足のためだけに行ったものですし、「あ~る」を知らない人からしたら、なんでそんなところに行ったの!? って思われるような旅でした。
でも、「田切」の駅を見た時に感じた思いや、旅のあいだ見てきた様々な自然の風景が、私の心を癒やしてくれたのは、きっと間違いないのだと思います。



唯一、電車の中から撮っていたらしい天竜峡の駅ホーム。
もっとゆっくり時間をかけて旅ができていたら、何かほかのこともできたんだろうな…。

などと思いながら、田切豊橋の約5時間30分を飯田線で過ごしたのでした。
天竜峡の駅あたりまではよかったんだけど、このあと日が落ちて車窓の外、何も見えなくなっちゃったんだよね…(苦笑)。

こんどはちゃんと、豊橋から向かうルートで、できれば、「あ~る」を知る仲間たちと、ワイワイしながら向かうことが出来たらいいな…と思ったのでした。