2024年10月2日にオープンした任天堂の博物館、「ニンテンドーミュージアム」。
10月~11月はかなり申し込みが殺到したらしいのですが、自分の誕生日を指定して申し込んでみたら運良く当選したので、ウキウキで会社を休んで(!?)行ってきました。
入り口の大きな看板。その手前には綺麗な花がたくさん植えられ、ピクミンブルーム(ピクミンのスマホアプリ)を彷彿とさせます。
入館時間より少し早く到着したため、待機列に並びつつお客さんの様子をそれとなくうかがっていると、ポケモンごっこをして遊ぶ子供達を連れた親御さんや、観光で来ていると思われる外国の方もちらほら。
そして、「待機中にお荷物はロッカーにどうぞー」という案内があったのでロッカールームへ。
噂のゲームボーイカートリッジロッカーも確認。(一部だけな上ロッカールームの外側からは確認出来ないので隠し要素か?】
ステッカーを確認できたのは6つの金貨のみでした。
荷物をロッカーに入れると「中に入れますので奥にどうぞ」と案内。
本人確認(免許証やマイナンバーカードなどとチケットのQRコードを照会)、手荷物検査(金属探知機を通る!)のあと、自分の名前の入った入館証をもらっていざ、ミュージアムへ!
が、ミュージアムに入る前からこんなオブジェが待ち構えるので、思わず目が行ってしまう…。
手前にはテントがあり、撮影してくれるスタッフさんもいました。
あとから見に行ってみるとウキウキで撮影に興じているお客さんを見かけたりも。
他にも面クリア時の姿を再現したオブジェなんかもあったり。
なお、土管に近づいてみた感じはこう。
…夏場は水吹き出たりとかしないよね…(只の排水口です)
たまたま見かけましたが、気にしている方もいらっしゃるかな、と思うので。
喫煙所はミュージアムの外にありました。中には(私は吸わないので)入ってないので不明ですが。
あと、白黒でスーパーマリオ関連の柄タイルが広場にはデザインされており、見ているだけでワクワクしてきます。
傘立てのエリアは屋根のあるところに設置されていたのですが、そこにはゲームボーイ柄が。
ちゃんとカギがカートリッジを刺す場所にあるのだ素敵なデザイン。
そして傘立てエリアの入り口にある飲み物の自動販売機はカービィデザイン。
飲み物を買ったらカービィの口に手を突っ込むというなかなか勇気がいりそうな形状です。
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そんなわけで、まずは建物の外を堪能してしまったのですが、ようやくミュージアムの博物館エリアのある建物へ。
大きく「ミュージアム&ショップ」「カフェ&ワークショップ」に分けられています。
ワークショップは予約制で、3時間ルール(入場から3時間以内の時間帯でしか予約できない)があり、中に入ってからの予約となるので、建物に入った段階で予約を入れておくのが吉。
今回は花札を作るワークショップを選択しました。こちらについては後述。
ワークショップの予約をするエリアのそばには休憩所があります。
そんな入り口で見回すたびに小さな発見をいくつもしてしまいなかなか中に入れませんw
ずらりと並ぶキャラクター達を見ながら、ミュージアム内についての説明を受けます。
入館証にはICチップが入っていて、ゲートを通る役割と、体験コンテンツで「コイン」を使う際に使用します。
こいつを「ピッ」とかざしてミュージアムの中へ。
入り口からはエスカレーターで2回の博物館エリアへ…その瞬間ディスクシステムの起動時音楽が流れていきなり膝が落ちかける私。
どうやら各任天堂ハードの起動時の音でお出迎えしてくれるようですが、タイミング良く自分の一番印象に残っていることで来るとは…やるなミュージアム!(たまたまでは…?)
2回のミュージアムエリアは撮影禁止なので文章のみで。
エリアはハードごとに分かれていて、それぞれの歴史や本体の展示(バージョン違いやカラーバリエーション、様々な周辺機器や限定版ハードも)をはじめ、ピックアップソフトを多数展示しつつ、それぞれのハードの特長、そのハードから始まったシリーズソフトの紹介もあったり。
任天堂が出したゲームだけかなぁと思ったらちゃんとサードパーティ製のソフトもあったりして、「うわぁ!」「おおっ!」と悲鳴のような声を上げまくってましたw
なお一部の本体は分解した中の基盤なども見れる状態で展示されていたりもしました。
あと、ファミコンから前のテレビゲームも展示されてて、ゲーム&ウォッチやブロック崩しを見てほんっとうに懐かしさに涙が出そうに。
そこからさらに古くなると野球盤やボードゲームなど色々なアナログゲームも展示されていて、こんなにいろいろ手を出していたんだなぁと感心するなど。
あと、ミュージアムの前身だった宇治小倉工場の歴史も隅っこに展示してあって、「ふぅん」と思いながら窓の外に目をやると…ピクミンが…!?(写真撮り忘れた)
こういう遊び心があっちこっちにあるのがニンテンドーミュージアムのようです。
あ、ファイナルファンタジーIIIのカートリッジもちゃんとあったよ!
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小一時間ほど展示エリアである2回を堪能した後は1階へ。
こちらは体験エリアで、新旧の技術が入り交じったさまざまな遊びが出来るエリア。
ただ、ザッパーやスーパースコープを撃てるシューティングエリアは激混みで、巨大コントローラエリアなど2人用エリアも存在しており、今回は遊べなかった所もありました。
他には、ファミコン・スーパーファミコン・ニンテンドー64などのクラシックゲームを1コインで7分間遊べるエリアがありました。試しに64のゲームを試したのですが、ラインナップを見てるとなんだか見覚えのある…これきっとNINTENDO ONLINEで遊べるゲーム達だ…!よくコントローラを見てみるとUSBでつながってたのでSwitchが中に入ってるのでは…?
なお、スターフォックス64を「難しいなぁー!」と思いながら遊んでた横で、親子連れがポケモンスタジアムで楽しんでいて微笑ましかったです。
あと、5つのファミコンゲームに次々チャレンジしていく所もあったりでちょっと奮戦したりしてました。
そんな中、ふと目をやると、他のお客さんが壁に投影された映像の前で両手を動かしてる…?
確認してみるとゲーム&ウォッチで実際にあったゲームを影で操作するというアトラクションがあったのです。
コレは楽しそう!と挑戦…あまりスコア高くなかった上にかなり疲れたw
なお、実際の体験画像そのものではないですが、ミュージアムの体験記録として、このような画像が作成され、あとからダウンロード出来ます。
これは他の体験でも同様で、ウルトラマシンの体験でバッティング姿の写真が撮影されます。
ウルトラマシンは、最初20球のボールが設定されており、打ち返して特定のポイントに当たるとボーナスが追加されてさらに打てる球数が増えるというゲームでした。
ピンポン魂をスポンジの柔らかいバットで打つんだけど、スポーツが苦手な私は当たらない当たらない…w
後半なんとか慣れてきたけどかなりのへっぴり腰でした。
あと、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」でも出てきたアレの語源とも言える「ウルトラハンド」も体験してきました。
使い方をレクチャーしてもらい、モンスターボールを制限時間内にたくさんつかむというゲームでしたが、このウルトラハンド、すごい仕掛けでした。
つかんだものをそのまま手元に持ってこれるし、赤いレバーで糸を挟むと手前の黄色いところが開いてボールを離せるのです。
これは確かにウルトラハンドだ…。
あとは、百人一首ゲーム「しぐれさん」。
写真撮り忘れたんですが、こちらは専用のスマホを手に、読み上げられた札を画像をもとに足元のプロジェクションマッピングに投影された札を探してスマホのカメラに収め、タッチすることで札を取る!というゲーム。撮ると点数が倍になる「勝負札」もあってなかなか楽しい。
一緒に遊んだ人たちとも「何点でした?」と軽く会話したりしてエンジョイできたと思います。
そんなこんなで色々体験しているうちにコインを使い切る…。
10枚、少ないよぉ!?
そしてワークショップの時間も迫ってきたので、場所を移動します。
ミュージアムの建物を出て、カフェのある建物の2階へ…
階段の手すりにあるバイク達を発見しつつ、ワークショップ予約時に渡された紙を取り出します。
花札を作るワークショップでは、12の月から1種を選択して4枚を作るのですが、何を作るかとても悩んでいたのです。
結局、一番華やかそうな4月を選択。
受付で製作キットを受け取って、指示された席に着席。
様々な道具が並び、開始時間になったら全員一斉に製作を開始します。
基本的には説明書に沿って色を塗ってのり付けするだけなので難易度はさほど高くはないです。
色塗りも、塗る場所をマスキングできるボードがついているので、順番に重ねて色を塗っていく方式です。
塗り終わったら筆を洗いつつ乾くのを待ちます。
あとは切り離した札に裏と枠になる黒い紙をのり付けするだけ。
私は最後ちょっとノリを多く塗ってしまったのではみ出してたりしました。
皆さんがやるときは塗料もノリも塗りすぎ・出し過ぎに注意しましょう。
製品と見比べてもそれなりに綺麗な札ができあがりました。
ワークショップの時間枠は1時間ですが、だいたい45分もあればほとんどの人が出来そうです。
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ワークショップを終えた後は小腹が空いてきたので1階のカフェへ。
1階のカフェは「はてなバーガー」。
バンズや具材を組み合わせてオリジナルのバーガーを作ることが出来る「はてなバーガーセット」が売りです。
まずは入り口で注文用のQRコードを受け取って、席を確保してからコードを読み取って注文画面を開きます。
普通に商品を選ぶことも出来ますが、ここはオリジナルハンバーガー作らなきゃ!と色々な組み合わせの中から具材の組み合わせを決めて注文。
ここで一度レジに行って支払いを済ませて席に戻り、商品の到着を待ちます。
あとは堪能するだけ!
なんですが、せっかく決めたバーガーの中身を撮るの忘れました。
ただ、バンズにブラックがあったので選択してみましたが、ホントに黒かったんです。袋に包まれてるとわかりにくいけど。
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その後は、ショップでちょっとだけお買い物。
商品を物色して回っていると店員さんが「ボーナスステージへようこそ」とアナウンスしていたのが印象に残りました。
一番気になっていた「パッケージステッカーセット(好きなものから10種類選択)」とトレーディング商品をいくつか購入。
ステッカーはおそらく実際のパッケージサイズ?なのでなかなか素敵な所有感を味わえます。
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というわけで、滞在時間はだいたい3時間半ぐらいでした。
コインがもうちょっとあってザッパー体験とか遊べていたらもうちょっと長居していたかもしれません。
任天堂の昔から今までをまとめて感じることの出来るミュージアム。抽選予約制なので行きたい!と思ったときに行けるわけではないですが、ゲーム好きなら行っておいてほしいと思いますし、私もまだ体験できていないものがいくつもあるのでまた行ってみたいと思った1日でした。