たけお×めも

たけおさん家の蔵の中

たけお蔵人/たけおX(Twitter:@takeox)が色々なことをメモのように書き記すところ。

できる限り手間もお金もかけずに3Dアバターを作ってみた

今年は特に、Vtuberが流行ったと思う。

もう数が増えすぎて追い切れないぐらいのVtuberが、それぞれのチャンネルで色々な配信をしたり動画をあげたりしてる。

 

そうすると、ソフトウェアやらアプリやらもたくさん出て、簡単にバーチャル世界用のアバターを作れるようになった。

じゃあ、絵心のほとんどない自分でも、アバター使ってYoutubeでゲーム配信とか出来ないか?と思ったのはすべての始まりで、気がついたらVroid Studioをダウンロードしていたんですが、起動してVRモデルを見た瞬間に「なんだコレは・・・?」と困惑が襲いかかってきて、半年ぐらい寝かせてしまいました。

そんなほったらかしになってるモノが、自分の場合結構いろいろあるんですが(ポメラもコロナ渦のあおりを受けて外でカタカタやる機会が激減してほとんど使ってない)、年末も差し迫った最近になって、旧に色々と調べ直してみたら、無料で配信されているアバター用のテクスチャが色々あるのを知ったので、「これは、テクスチャの組み合わせでキャラ作れるのでは…?」と思い至ったのでした。

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最終的に作ったモデル

そんなわけで、配信で使えそうなVRモデルがどうにかこうにかできあがりました。

といってもまだまだ試行錯誤中ではありますが…。

 

一番苦労したメガネ

私はFF14でいつも眼鏡をかけていたことから、メガネキャラとして定着してしまっているので、アバターもメガネをつけていないとダメだろう…というのが、半年間VRoid Studioを寝かせてしまった最大の理由でした。

※自分でメガネ書くとかハードル高くない?ゆがみそう! と思ったのです。

 

それを解決してくださったのが、テクスチャでメガネを貼り付ける方法を動画にしてくださっていた赤羽衣装店さんでした。

ki-motor.booth.pm

 

youtu.be

フレームを直接ペンで書き込むのではなく、板ポリゴンをつくってテクスチャを貼り付けるという方法で、なんとかメガネのモデル実装が実現!

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ほぼ線を引くだけというのはホントに楽でした。

というわけで、ようやくVRモデルの制作が加速しはじめます。

 

無料配布ありがてぇ…! テクスチャを色々借りる

ひとまず、少しでもデフォルトのモデルと違うものを用意しないと…というわけで、色々と検索して無料配布のテクスチャを次々とダウンロードし、ああでもないこうでもない、といじりまくります。

最終的にはこれだけのテクスチャをインポートしました。

【VRoid】瞳テクスチャセットVol.1 → こちらから赤い瞳のテクスチャを。

 

VRoid男性用カスタマイズ肌テクスチャ → こちらの肌テクスチャを組み合わせて肌色を少しいじり。

 

【無料】ベリーショート【Vroid髪型プリセット】 → 髪型はこちらをインポートして、色だけを少し調整。

 

【無料】無地パーカー【VRoid衣装】 → ゲームをやるスタイルなので、ゆるいパーカーをこちらから。

 

ってな感じで、ひとまず「なんかたけおさんっぽい?」くらいのモデルが出来ました。(FF14のキャラに寄せようかと思いましたが、にたのは瞳の色と髪の色くらいでしたね)

無料配布、とてもありがたかったので、そのうちちゃんといくつかの商品購入せねば…と思ったのでした。

作ったモデルを楽に動かそう!

さて、モデルが出来たら配信で使うためのソフトウェア探しです。

これまでのゲーム配信では、Facerigをメインで使っていたのですが、こちらはVRoid StudioからエクスポートできるVRMファイルではそのまま使うことが出来ず、色々な設定が必要ということで、利用を断念。

FacerigがSteamで配信されていたソフトということから(?)、Steamで色々探してみたところ、最初に見つけたのがこちら。

3tene.com

この記事で最初に張っていたのがこの3teneで撮影したスクリーンショット

VRMファイルを直接読み込んでポーズをつけたりフェイストラッキングしたりリップシンクしたりと出来るようだったのですが、細かく動かすにはやはりLeapMotionなどの物理的なトラッキングツールが必要そうなので、ひとまず置いておいて他の候補を検索。

他のSteamのVtuber向けソフトも色々見ていたんですがうまく動かせなかったので、さらに色々と検索した結果、一番自分に合っていそうなソフトを見つけてしまいました。

VDRAW

こちらのソフトは、主にお絵かき配信に使うもので、ペンの位置を追いかけたり、キーボードを使った入力が見えるので今年大流行した(?)オンライン会議にも使える、という触れ込み。

しかもゲームモードもあってコントローラを持った状態での配信が出来る!ボタンを押したところも追従する!おまけに特別な機器はいらない!

って感じで、別に歌ってみたり踊ってみたりをやろうと思っていない自分にとってはベストな選択に思えたのです。

 

だが有料! (1000円)

 

モデルを作るところは完全無料だったのに、ここでお金使うのか!とか一瞬悩みましたが、トライアルバージョンで自分が作ったVRMが動いてるところを見たら、あっという間に購入していたのでした。

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これが、実際にVDRAWに表示させてみたイメージ。ゲーム画面はFF14

この曲面ディスプレイの感じがあまりにも新鮮だったんですよね。

でもあまりに新鮮すぎて受け入れられないんじゃないかと思って、試しにTwitterにあげてみたところ、「見たことない!」「一緒にゲームして遊んでる感じがする」と結構好評だったので、この形を採用することにしたのでした。

とはいえ、いつもこの画面を使うわけではなく、選択肢のひとつとして持っておこうかなとかそんな感じです。

 

最近のゲーム配信とか生配信界隈は、冒頭でも書いたとおりすごく人口が多い群雄割拠の時代です。

そんな中、ちょこっとでも個性を作りながらひっそりとやって行けたら、そのうち視聴者数も増えてくれるんじゃないかなぁと思いつつ、今回の記事を終わりたいと思います。

 

P.S.

VDRAW買った後に、バストアップのみならVMagicMirrorという選択肢もあったんだということを知りました…。

それなら記事名を「完全無料で」って出来たのに!(苦笑)